私も母親・・。   

2006年 06月 26日

土曜日。
相変らず、患者さんは途絶えることなく、業務に追われていました。


しばらくすると、20代の女性がやってきました。

「すいません。。子供が椅子の下に、お茶をこぼしてしまって・・
何か拭くものを・・・」

「はい、わかりました。お待ちくださいね。」

私はペーパータオルを束で持ち、その場に行きました。

彼女達が座っている、待合室の長椅子の下。。。
その椅子の下は、たっぷりとこぼれたお茶。。
前の列の椅子下まで広がっています。


「どうもすいません。」

横にはおばあちゃんらしき人も居ました。



ところが・・・

この2人、私にお茶のこぼれた場所を示すと、
揃って元の椅子に腰掛け、私が拭いているのを
体をくねらせ、避けるだけで、自分で拭く気ゼロ・・・。

私は、その2人をよけ、狭い椅子と椅子の間の通路から、
必死に手を伸ばし、前の列の椅子の下まで広がったお茶を拭くために
奮闘しました・・。

「あらぁ・・(ペーパータオル)足りないわねぇ・・。
困ったわ。本当にごめんなさいね。」

スカートでしゃがみ、必死に拭いている私を
椅子に座って見てる二人・・・。


なんだかだんだん腹が立ってきましたが、
奥にもう一度ペーパータオルを取りに引っ込んで
ムカッとする気持ちを深呼吸で吐き出して
何事も無いような顔をして、残りを拭きに戻りました。


結局、この母親とおばあちゃん、
最後までずっと見ているだけでした。。。。



事務員として、腹が立っているんじゃないんです。
当然、これも仕事のうちです。


でも、その一方で、私も母親としての顔もあるわけですよ。
その、同じ母親としての自分が腹を立ててるんです。
両方の立場の自分が、心の中で葛藤しているんですわ(^^;)。

自分がこの人の立場だったら、
人任せにして、自分の子供の粗相を始末してもらうなんて
有り得ません。

自分でペーパータオルを受け取って、
絶対に自分が片付けます。

普通・・・・・・そうじゃないですか・・・ねぇ?


おばあちゃんも、お母さんもこんな人。
だとしたら、このお茶をこぼした張本人のお子ちゃま・・
この子も、こういう大人になっちゃうんだろうなぁ・・・


そんなことを考えましたけど、頭をリセットして
通常の業務に戻りました。。。
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